離婚後どこに住む?
離婚が決定しました。
さて住む家はとても大切ですよね。
住む場所によって環境が大きく変わります。
もちろん可能なら離婚前に住む家を確保した方が良いです。
ただローンがある方や賃貸の支払いがある中で、ダブルでお支払いしていくのはなかなか大変です。
私がどのように離婚後に住む家を決めたかをご紹介したいと思います。
選択肢としては以下がありました。
実家
まずは実家に頼らせてもらうのが一番だとは思います。
でもご両親と兄弟が同居している場合は帰りづらかったり、ご両親からの同意が得られなかったり・・
私の場合は、両親はウェルカムでした!!
姉が一人いますが、海外に住んでいる為、実家には両親しか住んでいません。
しかし、職場が都内なのでかなり遠くなります。
あまり現実的ではなく断念しました。
それにいくら親子でも長年離れて暮らしていた大人同士が、また同居するのってなかなか大変ですよね。
うまくやれる自信がないこともあり、丁重にお断りしました。
元々住んでいた家に住み続ける
次に元夫からの提案がありました。
私は住む家を考えた時「0歳から通っている保育園でせっかくお友達もたくさんできたのにかわいそう」という思いが強く
元夫もそこは同じように思ってくれていたので
「ローンは払い続けるから二人でその家に住んで良いよ」と言ってくれました。
しかし私は元夫を信用しきれなく・・(離婚したので当たり前ですよね)
「もし途中でローンの支払いが滞った時に私達は路頭に迷うよね?」と考えました。
更に元夫が独り身でいるうちは良いかもしれませんが、もし再婚して子供ができたりして
それこそダブルローンになりますよね。
そのタイミングで突如打ち切りになったら困ります。
こちらも丁重にお断りしました。
知り合いで、元嫁と再婚相手、自分の子供達の為にローンを支払い続けている人を知っていますが
そんなお人好しはめったにいないと考えて良いでしょう。
私の元夫のように、最初はそのような素敵な提案をして、後々豹変するなんてことは離婚した夫婦のあるなので注意しましょう。
我が家はその後案の定豹変し、信じなくて良かったと思いました。
また別の知り合いには、養育費の代わりにローンの支払いをしてもらっている人がいますが
「口約束だからいつローンの支払いが途絶えるかドキドキしている」と言っていました。
お子さんがいる場合はそんな危ない橋を渡るのはやめましょう。
もし元夫に支払いをしてもらう場合は、きちんと公正証書などで確約していただいた方が良いかもしれません。
賃貸
次に考えたのは賃貸です。
実際に何件か不動産屋をめぐりました。
大体7~8万で探しましたが、家賃をそこまでかけても納得のいくマンションは見つかりませんでした。
女二人暮らしなので、オートロックとまではいかなくてもそこそこセキュリティがしっかりしていそうなところを探しましたが
現実は厳しかったです。
その部屋で何があったかはわかりませんが、壁一面が真っ黒に変色していて、畳も異様な色・・
その中で畳が一枚だけ謎にはがされていて、ひどい有様でした。
「私この子とここに住むの・・・・?無理。」でした。
今となってはそれも笑い話ですが、当時は真っ暗な闇に包まれたトンネルを歩いてるような気分で
お先真っ暗だなぁと思っていました。
賃貸にしても、元々住んでいた家の近くは厳しいことがわかり、ここで初めて転園を意識しました。
戸建ての購入
さすがにないな、と思った選択肢です。
というのも、元々住んでいた家は私もローンを支払っていたので
家が売れない限りはダブルでローンを組むことになってしまいます。
しかし7~8万かけても満足のいく賃貸が見つけられる気がしなかったのと
「離婚によって娘にマイナスの影響を与えたくない」
(すでに離婚した時点でマイナスの影響はあるのでこれ以上は・・)
という思いで、娘が「前の家よりも良いね!」と思ってくれる家を探そうと決意しました。
結論私は一人でローンを組み戸建てを購入しました。
住んでいた家を売りに出す
賃貸なら良いですが、持ち家の方も多いと思います。
元々住んでいた家に「住んでも良いよ」と言ってもらえた場合を除いては
自分が出て行くか売りに出すしかないかと思います。
家を売る不動産会社を選ぶ
まずはどこの不動産会社で売ってもらうかです。
私はお世話になっているファイナンシャルプランナーさんに不動産屋さんを紹介いただき
更に自分でも2社依頼し、合計3社にお願いしました。
一社と売買契約を結ぶと、不動産業者へその情報は連携されるので「うちにも売らせてください」という訪問が一気に増えます。
色んな不動産屋さんにお願いするのも一つの手ではありますが、あまり業者さんを増やし過ぎるとそれぞれ契約が必要だったりやり取りが発生しますので
正直労力がいります。
ということで、個人的には3社くらいに留めておくのが良いかと思います。
断るのが苦手な方は「元夫と相談して決めます。」といって保留にし「相談したが元夫に任せていてOKがもらえなかった」
などと伝えると引き下がってもらいやすいです。
いくらで売るか
とても大切なところですね。
こちらは元ご主人との相談にもなると思いますが
私の場合は一任されていたので、始めは建てた金額とイコールの値段で売り出し開始しました。
・・が当たり前に新築した額と同等の金額では売れるはずもなく、1年を経て下げて下げて
4800万で決着がつきました。
我が家は元々何もない荒れ果てた?土地だったところに家を建て、数年後にどんどん切り開かれて
綺麗な住宅街になりお店も近所に増えていった場所だったことが功を奏して
坪単価がかなり上がったのが救いでした。
結論1200万程プラスで売り出すことができました!!
ただ築年数や立地条件などの問題もあり、その辺は思うようにいかない場合が多いと思います。
家が売れないのってストレスですよね・・
私は離婚当時子供が2歳だったので、「今ならすんなり新保育園になじめるかもしれない。」「0歳からのお友達と離れても寂しくないかもしれない。」と考えていたので
娘がどんどん成長し、お友達と仲良くなっていくことに焦りを感じていたのを覚えています。
なので希望通りの金額で売れそうになくても、どこかで落としどころを見つけるべきだとは思います。
まとめ
また詳しく更新していきたいと思いますが・・
家を売るだけならまだしも、新居も探さなければならないのはかなりの労力がいります。
でも「離婚をする」と決めたのはあなたです。
特にお子さんがいる場合は「大変」なんて言ってられません。
家が定まらないことには落ち着きませんよね。
まずは家を確保しましょう!!
私は本当に本当にラッキーが続きました。
売りに出している家も売れ残りの心配はなかったので、新居が決まり次第ダブルローンを組んで
貯金を切り崩してでも数年はがんばろうと決意していたのですが
最終的に本当にタイミングが良く、新居を見つけたすぐ後に家が売れ
・新居が建築前だった為半年近く猶予があった
・入居者の方が特段引っ越し希望の月がなかった(こちらのお任せと言ってくれた)
・入居者の方が現金一括で購入してくれた(ローン審査に落ちて、売買契約がおじゃんになる心配がなかった)
というラッキーが重なり、私も新旧住宅ローンの返済は一ヶ月のみの重複で済みました。
こんなにうまくいくとは思っていなかったので自分でも驚きました。
離婚を考えている方は住む家問題も念頭に入れて、進めていきましょう。
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