「どうして離婚したの?」
離婚してから聞かれて困った質問ナンバー1でした。
もちろんちゃんとした理由はありますが、我が家の場合「不貞」「ギャンブル」「DV」・・どれにも該当しません。
みんなを納得させる理由がない・・と一度は諦めました。(当時はみんなを納得させる理由がないと離婚できないと思っていました)
今になって思うのは、夫以外に納得してもらう必要ってあるのでしょうか?
夫婦のことは夫婦にしかわからないし、ましてや夫と別れたい自分の気持ちは自分にしかわかりません。
離婚したいと思ってしまった、もうそれは変えようがない事実です。
統計を見ると、第一位に輝くのは「性格の不一致」だそうです。
「性格の不一致」って何でしょう?
私の一番の理由である一緒にいて楽しくない。
そんなことが離婚理由になるの?と思うかもしれませんが、なるのです。
さてここからは付き合った当初を振り返ります。
毎月プロポーズ
私と元夫はいわゆるスピード婚でした。
当時29歳。
親からのプレッシャーもあり、周りがどんどん結婚して行く焦り、出会ったタイミングも良かったこともあり、とんとん拍子に付き合うことに。
さぁこれから付き合うぞという矢先「結婚したい」と言われました。
ゼロ日婚という言葉が流行りましたが、私はゼロ日プロポーズです。
そして毎月のように言われ続けました。
元夫の性格からしてそんなに大きな覚悟を持っての言葉ではなかったはずですが、その時は「そんなに私のことを想ってくれてるのね」
そう思っていました。
頭をよぎったのは「これを逃したら結婚できないかも」・・
今思えば、潜在意識の中で「一番好きな人とは結婚しない方が良い」とか「結婚は妥協も大切」だとかいう都合の良い言葉もよぎっていたかもしれません。
「嫌なところがないのが良い」とうたい文句のように友人や家族に話していたことも記憶しています。
元夫も後々聞いた話だと「とにかく結婚がしたかった」そうです。
大きな過ちは、お互いに心の底から好きで結婚したわけではなかったということです。
つまらない新婚旅行
新婚旅行はハワイへ。
私の大好きなハワイです。
そこである違和感がありました。
「ハワイ・・・つまらない」
どこへ行っても何をしていてもつまらなかったのです。
でも新婚旅行がつまらないなんて思いたくもなかった私は、そこで臭いものに蓋をしたんです。
今思えば、離婚フラグでした。
不妊治療と妊娠、出産
少し話はそれますが、実は私は不妊治療を行っていました。
新婚旅行からの帰国5ヶ月経過しても妊娠をしなかった為、通院を開始しました。
体外受精3回目で娘を授かりました。
不妊治療からの妊娠、出産に至るまで、元夫に対する不満は全くありませんでした。
よく出産時の恨みは一生と言いますが、恨むようなことは何もなく、2人同じ目標に向かい頑張った時期という印象です。
それもあってか、きっとうまくやれるとその頃は思っていました。
まとめ
大好きな人と結婚した人からすると、「なんで好きでもない人と結婚したの?」ですよね。
でも大好きな人と結婚できるって当たり前じゃないんです。
30歳が近くなると焦りやプレッシャーが正常な判断ができなくなる時があります。
今思えば30歳なんて本当に若い!
いくらでも先はあるのに「こんな歳になってしまった。もう終わりだ。」と思ってしまうんですよね。
きっと運命の人に出会えるから焦らずに待ってみてください、なんてことは言いません。
お互い大好きで結婚しても離婚してしまうカップルもたくさんいるからです。
どんな道を選択しても幸せになれるかどうかはあなた次第です。
でも離婚しないに越したことはないですよね。
離婚フラグ立っていませんか?
臭いものに蓋をして結婚進めようとしていませんか? 一度冷静に考えてみてください。
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